モーツァルトの夕べ
レーベンフロイデ合唱団 第15回記念コンサート

  数年に渡り準備を行ってきた、演奏会、「モーツァルトの夕べ」も終演しました。会場には、東京シティフィルハーモニッ管弦楽団、ソリスト、公募により参加された特別合唱団員50名、生田高校グリークラブ部員40名を含む120名の合唱団による、荘厳なレクイエムが、響き渡りました。
 会場の大勢のお客様から、感動した、良素晴らしかったとのお言葉を頂戴いたしました。合唱団員、演奏者にも、感動と満足を、いただきました。賛助者の方々、会場で裏方として参加された方々等、多くの方々に感謝いたします。







「レクイエム」を歌うにあたり 団長 佐藤 千津子

 レーベンフロイデ合唱団も、今年で結成から16年経ちました。継続は力なりという言葉もありますように、いよいよ、不朽の名作「モーツァルトのレクイエム」を演目に入れることができました。 ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、モーツァルトのレクイエム、所謂「モツレク」は、合唱の中でも高い難易度を誇っています。

 そもそも、レクイエムをやりませんか、という企画をいただいたのが2001年の12月。当時はこんな難しい曲とも知らず、あっけらかんと「やりましょう」なんて答えていた自分を恥ずかしく思います。しかし、2002年、私たちは「第九」コンサートのために、「海老名で第九を歌おう会」を結成し、嵐のような忙しさの中、企画のことをすっかり忘れ、レクイエムの話は、お蔵入りのような状態になっていました。

 ところが2011年3月、未曾有の大災害、東日本大震災が起こりました。大勢の方が亡くなり、大勢の方々がご家族やご友人を亡くされました。そして今も復興のために尽力されている方々のことから、私は、今こそレクイエムをやるべき時ではないか、と考えたのでした。

 そして偶然のように、昨年、指揮者の乾健太郎先生から、モーツァルトのレクイエムを15回記念コンサートの演目にしようと提案がありました。私たち団員は心の底から喜びました。なぜなら、「モツレク」ほどの曲は、私たちのやりたい、という気持ちも大事ですが、技術的にも、高いレベルのものを求められるからです。乾先生からお話があったということは、技術的なお墨付きを得たようなものです。私たちはがぜんやる気になり、今日まで、一生懸命練習してきました。

 今こそレクイエムをやるべき時です。私たちはもう若くはないのですから、常に死は隣り合わせです。たとえば、元団員のF様。2014年5月、第14回コンサートの手伝いをして下さり、かろやかに帰られ、その3日後に突然、亡くなられました。「レクイエム、楽しみにしているのよ」と歌うように言われた言葉を忘れることができません。特別団員として参加されているO様は、最愛の息子、健(たけし)様を7年前亡くされました。O様は、息子のためにレクイエムを歌いたい、との思いから、乾先生だけではなく、私たち全員の背中を押し続けました。今日の日を迎えられたのも岡田さんのお陰とも言えます。「息子は乾先生と同い年です。なにかご縁を感じます」と岡田さんはおっしゃっています。

 「モツレク」は、死者のための曲ですが、悲しみの曲ではなく、死者が受ける神様からの罰を軽くし、永遠の光を与えられるようにと願う、祈りの曲です。今こそレクイエムをやるべき時です。不朽の名作に 祈りをこめて、私たち一人一人の その思いをこめて、歌いたいと思います。

 最後になりましたが、本日の演奏会には、実に大勢の方々のお力添えをいただきました。感謝申し上げます。練習会場を提供していただいている海老名みなみ幼稚園様。本当にいつも感謝しております。また、神奈川県立生田高等学校グリークラブの生徒さん40名に参加していただき、演奏に花を添えることができました。本当にありがとうございます。

 本日は、モーツァルトのレクイエムが演奏される、一番よい日だと信じております。こちらの世界の皆様も、あちらの世界の皆様も、共に、この会場で一緒に歌えることが、私たちのこの上ない幸せです。
 

公演の内容

 日 時  2015年12月12日(土)15:20開場 16:00開演
 会 場  海老名市文化会館大ホール
指 揮 乾 健太郎
管弦楽 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
  曲 目 .モーツァルト
  交響曲第40番ト短調 K.550
   レクイエム ニ短調  K.626
 出演者  ソプラノ佐竹 由美 アルト 長島 桂恵子テノール 辻 秀幸
/バ ス 大石 洋史オルガン 水永 牧子
合 唱   レーベンフロイデ合唱団
神奈川県立生田高等学校グリークラブ


コンサートアルバム


チラシです、画像をクリックするとダウンロードできます。




演奏会について、タウンニュース、出演者のブログ・
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